新庄発 … 短信集   長月



2014年9月16日

文責 : 遠藤 敏信





●◦ 私にとって、稲刈り前の恒例行事である秋の登山が尾瀬の至仏山(2228m)に決まり、行ってきた。鳩待峠や燧ケ岳を遠くに見ながら、どこまでも続く尾瀬ヶ原の木道 …。何度もテレビで見たあの原風景の中に私は今、立っている。直登に近い至仏山への登山道から見える尾瀬ヶ原に参加者一同、感動の連続だった。
◦ 東日本大震災の時も、今回の大雨による土砂災害にもボランティアが駆けつけて手伝ってくれる姿を見るたびに、日本はまだ大丈夫だ、と心強く思うのだ。
【 三原 茂夫 】

   9月上旬、ジャガイモ・とうもろこし・枝豆のあと作に自家用秋野菜(越冬野菜)、大根・白菜・キャベツの植え付けを行った。以前は年寄りたちの仕事であったが、何年か前から私も手伝う様になった。葉物野菜にはよく虫がつくし、根腐れもある。大根などは真っ直ぐなものばかりではなく二股や曲り、また、“(中心部が空洞になる)になるものもある。直売所やスーパーなどでは立派な野菜が多いが、そこいら辺には出せないものも数多く出るので、そのあつかいは頭が痛いところだ。
 頭が痛い、と言えば9/12、JA全農山形が発表した新米の価格・概算金だ。下がりそうだと予想されていたとは言え、余りの下落ぶりに言葉を失った。生産経費の精算すらままならない農家も出てくるんじゃないかと心配される。
【 今田 多一 】
   人類の基礎体温が変わる
 今夜(9/15)、農縁新庄の寄り議でした。そこで話題の一つになったのが、最近の子供の低体温でした。「いったい体温は何度あったらいいのだ?」数十年前に買った「家庭医学事典」(小学館)を見ると、「成人は36℃~37℃」、「子どもは成人よりやや高い」と記述があります。今の子どもの体温は36℃~35℃(保育園児も)の子供がとても多いそうです。
 人間ばかりでなく動物には固有の体温がある筈です。猫を抱いたら温かい。でも、或る日それが変わっちゃう … ? 不気味です。
【 佐藤 あい子 】
   この国は何を目指しているんだろう。国民の安全安心を守るためにTPPに参加して市場を開放するんだと。輸出を促すためにもこれは絶好のチャンスだと。
原発事故の後始末、収束への道筋もいまだつけていないのに再稼働の動きがある。安全性に問題はないのだからと。被災地・被災者への復興策はどうなったのか。
7年後、東京でのオリンピックの招致が決まった。スポーツは興奮する。イイ。でも、オリンピック開催が投資に対してもうけが何ぼに膨れる、とそろばん勘定・経済効果オンリーで動いているようで面白くない。建設業界は今、人材確保が大変らしい。資材価格は高騰し、工事費用はバブル期に匹敵するようなあり様という。
内閣を改造したら支持率が上がった。ウソだろ。ほんとです。うーん、なんかおかしい。 おもしぇぐね。
    静かな夜、冷や酒を少しと芋焼酎を飲む。うまい。(酔) 
【 むらのじゅうにん 】

ススキの穂が出て一月余。新庄は日本で最も早くススキが開花する地(ススキ最前線)と言われている説明を追加




 

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