2020年4月15日
文責 : 遠藤 敏信
●山形県内でもコロナ感染者が日々増え続けています。
やはり目に見えないものは、不安も増します。
この16日、種まき作業を予定しています。
【 今田 多一 】
●私は新庄駅に併設されている物産館に農産加工品を納めている関係上、よく駅に出かけます。4月に入り、コロナの感染拡大の影響で、列車や新幹線利用者が激減し、賑わいの玄関口であるはずの場所が見たことがないほど閑散としています。一日も早いコロナ禍の終息をただただ願うばかりです。
農作業が忙しくなってきました。育苗箱に土を詰め、苗床の整地作業を急ぎ種まきに備えています。
【 遠藤 信子 】
●古代遺跡の中には自然災害や戦争ではなく、住民がある日突然にいなくなったりするような遺跡が見つかり、昔からその原因が色々取りざたされてきた。現在ではその多くが感染症のせいではないかと言われている。
連日、新型コロナウイルスのニュースばかりが続く。人が集まることを前提にしているスポーツ、文化・経済その他諸々が大打撃を受けている。まさか、こんなことになるとは … 。それにしても、このまま岩手県が一人の感染者も出さなければ“高田の松”以上の奇跡だ。
【 三原 茂夫 】
●4月に入り2回の降雪があり、山に近い私のところは5cmほど積もった。
屋敷内に自生しているカタクリはいつもより2週間ぐらい早く花が咲いている。山の雪はちょうど連休の頃のよう。そんな中、今年の米作りがスタート。種蒔きがもうすぐ始まるが、育苗期間中低温や強風に見舞われることのないことを祈るばかりだ。
それにしても予想もしなかったコロナウイルスで大変な事態になってしまったものだ。ウイルスの逆襲がささやかれ始めてから久しいが、戦後生まれの私達には感染症と言えば、思い当たるのはインフルエンザぐらいのもの、「まさか」である。
しかし考えてみれば、中国での発生は別として、世界中にひろがったのは強欲新自由主義が低賃金労働力を漁りまくったゆえの惨禍とも言えるのではないのか? 国内で起こっている少子化・東京一極集中等の諸問題と根は一つと言えよう。
稲も又、低温・日照不足が続くとイモチ病が発生、アッという間に広がって行き、米作りの歴史はイモチ病との戦いの歴史でもあった。イモチ病にかかりにくくする為には、健康で丈夫なイネに育てることが第一。その為には適正な肥料と適正な単位面積当たりの茎数(穂数)・水管理・ミネラル分の補給(健康な土づくり)等が上げられる。いくら機械化しようと米を作るのは稲で、稲を育てるのは土と水とお天道様で、私たち人間は生育環境を少しでも良くする為に少しばかり手を加えているに過ぎない。
最新の機械を揃え、あまり手をかけずにスマートに行きたいものではあるが、費用対効果や作物がそれに答えてくれるのか …… ?
【 笹 輝美 】
●世界中で新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。大変な事態だ。
私たちは今、当たり前だと思っていた日常を失い、価値観の見直しを迫られ、目に見えない脅威におののきながら暮らしている。
桜がほころびだした。季節の巡りはいつもと変わらず生命の躍動が始まる。
春野の農作業が始まった。もうすぐイネの種まきをはじめる。
皆さん、どうか気をつけてお過ごしください。
【 遠藤 敏 】
杢蔵山方面を望む |