2021年10月15日
文責 : 遠藤 敏信
●今年は5日、稲刈りを終えた。稲刈りはコンバインに乗っているだけなので楽なのだが、もみすり作業が大変になってきた。30㎏の米を持って積み上げるのが苦しくなってきたのだ。膝と腰に問題がある私にとっては、春の田植えの時の苗箱と同じく、持つのが一番つらい仕事だ。昔、1俵60㎏と今の1袋30㎏が全く同じ重さに感じられるようになってきた。
在日米軍の横暴が止まらない。自治体が「やめてくれ」と言っているのに汚水を直接下水に流したり、汚水タンクの処理費用を日本が何も言えず肩代わりしたり、基地内にごみを置き去りにしたり、と。余りにもひどいではないか。
何かといえば“日米同盟が基本”と政府は言うが言うべき時に言わないから相手にばかにされ、金だけをむしり取られているとしか、私には映らない。ベトナム・アフガンの撤退シーンを見て少しは頭を冷やすべきだ。
【 三原 茂夫 】
●先日9/21、十五夜と満月がぴったりと重なる日であるとTVでしきりに言うので、東の空を眺めた。星空ではなかったが満月ははっきり見えた。(少し曇り気味だったが) 小さい頃、この満月を“豆名月”と言い、集落の家々を“豆名月さん”と言いながら回り歩き、軒下の窓から枝豆をいただく行事が楽しみだった。今の枝豆はお盆の頃の暑い時期、ビールのつまみ感が強いが、昔は初秋のこの時期が旬だった気がする。秘伝豆がおいしいのもこの時期である。10月が“栗名月”、11月がさつま芋の“芋名月”。秋の満月は、実りの秋でいっぱいである。
【 今田 多一 】
●9月下旬も好天に恵まれた。早生種を植えていないため、刈り取りを遅く始めたが、予定より早く終えることができた。しかし、その後は雨の日が多くなり、もみ殻の片づけはまだ終わっていない。
口はいくらでも動くが手足の動きが鈍くなっているため、時間的な余裕ができず、なかなか好きな山へ行くことができなかったが、稲刈りが終わって間もない10/10、三原君から誘いがあり何年ぶりかで鳥海山に向かう。頂上に辿り着けなくても12時には下山することとし、秋田県側の登山口から朝7時に入山。気圧配置から東からの風が吹くことは解っていたが予想以上に強く、頂上付近はガスで期待していた大パノラマはおあずけ。それでも頂上で早めの昼食をとり、登りとは別のコースを下る。
山では花や動植物、昆虫、景色等と同じように様々な人との出会いも楽しい。
今まで山とそれ以外でも何人かの外国の方と話をする機会があった。私はアメリカという国は建国までの歴史、そして建国後の歴史からもどうしても好きになれない国であるが、山で出会った米国人にはそのようなこだわりなどなく親しく話すことができた。個人対個人ならどこの国の人とも仲良くなれるのに、国家間となるとどうしていがみ合うのであろうか? 宗教的な要因、歴史的要因、人種的要因等挙げられるようだが、それとて根底にあるのは、人間の強欲、富の分捕り合戦が殺し合いを生み、社会を崩壊するように思えてならない。
【 笹 輝美 】
●稲刈りと並行して枝豆もぎを1日おきに2週間ほど行った。菓子加工のための、枝豆きな粉の原料にするためだ。収穫は朝方2時間ほど、おっとっとと行う。
期間中10日間、農林大学校の学生が研修に来ていたので、加工過程を手伝ってもらったため作業はとてもはかどり、ありがたかった。1年分の材料となる。
豆は秘伝豆。枝豆をきな粉にすると完熟豆で処理したものよりも、色と香りがエダマメそのままの風味を保てるのです。
【 遠藤 信子 】
●稲刈りがまだ終わらない。早くから刈り始めたが、耕作面積が増えたこともあり、機械のトラブルもあり長引き、晩生種のつや姫をあと3日程分刈り残している。
今年の作は散々だった。雑草がはびこり、カメムシ、いもち病につかれ、斑点米が多く発生。だから、保有米についても色彩選別機にかけ、再選別を行わなければならない。減農薬の通常栽培でさえこうなのだから、無農薬栽培区は推して知るべし … か。手抜きをしているわけではない。なんぼやっても難しいものだ、と改めて思う2021の秋。
【 遠藤 敏信 】
恒例 O幼稚園の稲刈り(10/6 ) |