新庄発 短信集 葉 月

2019年8月15日
文責:遠藤 敏信
●新庄も暑い日が続いています。稲にはありがたいのですが体の方がバテ気味です。
 8月3日に行われた大豆畑トラストの草取りツアーは23名の参加を得て、今年も大賑わいでした。暑い中汗だくで作業を終えることができましたが、歳のせいか、私には今までで一番きつかった気がします。皆さん、大変ご苦労さまでした。
【 今田 多一 】
●今、新庄市では市が目指している看護師養成校の設立について多くの疑問が市民から出ている。全国版のニュースにもなった財政難からやっと抜け出したばかりなのに毎年1億数千万もの出費に耐えられるのか、又、予定している学生が集まるだろうか等々、不安の声が上がる。東日本大震災以来、農縁では市の支援(マイクロバス等)を受け、被災者との交流を何度も続けてきた。そして、夜の交歓会には市長が手作りそばなどを持って参加してくれた。参加者も市長と会えるのを心待ちにして再会を喜び合ったものだ。伝え聞くところでは、その市長が今では反対意見に聞く耳をもはや持たない。まるでトランプになってしまったというのだ。世界を見ても、どこもかしこもトランプだらけになってしまった。
【 三原 茂夫 】
●8月第1土曜・日曜に恒例化した大豆トラスト畑の草取りツアーは今年もまた、日盛りの中での作業。為に皆、汗だく。参加された皆さん、本当にお疲れ様でした。
 翌日の行動はオプション。“市民の山”と親しまれている杢蔵山(1027m)登山を希望する5名の方々の道先案内人として白羽の矢はわれに。脚の手術以来、4年ぶりの山行で高揚心とともに不安も。沢を跳ね、木立の中を歩くのは、時おり沢風を受け心地良いものだった。「もっとゆっくり」、「この風はごほうびだな」。
しかし、峰に近い“七曲の坂”、“心臓破りの坂”で、みなさんネを上げた。「これは決して初級コースなどじゃない」、「こんなにシンドイとは予想もしなかった」
 きれいに整った山荘の窓々を開け放ち、腹ごしらえ。一息つく。山頂まであと30分を残して引き返すことに。尾根伝いを歩き、テレビ塔の立つ三角山から施設管理用の車道を下る。ところが、である。砂利道の緩急下りっぱなしで脚、特に左の膝裏が痛み出した。加えて、くねくね続く蛇行道は陽ざしを遮るものがない。
 途中、山肌から湧きだす冷水で潤い生き返ったものの、この山行で最もつらい思いをしたのは他ならぬ私かも知れない。
【 遠藤 敏信 】
8/3 きれいにしてくれてありがとう
8/4 杢蔵山コース  山荘をバックに
 7月の参議院選挙で、私(たち)は新人の野党統一候補者を推した。
全国的には政権党が 相変わらず勝ち進んだが、山形をはじめ東北6県の1人区では今の政権運営に異を唱えた野党統一候補者が4県を制した。参議院は人が重視される。党の命に従うばかりの、地元に根を張ろうとしない議員など要らない。
 今の政治 なんとかさんなね こう言った候補の勝利は、応援にどっぷりつかった身には、ことのほか嬉しい。第2ステージはきびしいぜ。これからの活動に期待したい。
(編者)