新庄発 … 短信集 葉 月

2018年8月15日
文責 : 遠藤 敏信

  ※ひと月近く雨の少ない日が続き、一部の田んぼでは白く乾き稲が枯れる寸前になっていた。5日の雨は待ちに待った恵みの雨となる筈だったが、300mmを超える大雨となり、市内各地と隣村に被害をもたらした。私の田も3か所ほど崩れた。

※翁長知事が亡くなった。沖縄の声を聞こうとせず、寄り添うこともなく、ただひたすらに対米追従の日本政府に対して毅然と基地撤去を求め続けたその姿勢に気骨ある政治家像を見ていた。戦前の巨大な軍部に一人立ち向かった斉藤隆夫氏と重ね合わせて尊敬していた。志し半ばでの無念の死であった。    
【 三原 茂夫 】


   8月5日、草取りツアーに参加された方々が新庄を離れてまもなく雨が降り出した。少しまとまった雨が欲しいと誰もが望み、恵みの雨となる筈であった。ところが段々雨足が強くなり、川は濁流となり水かさを増した。夜になり、短時間降雨量が観測開始以来最大量となったため、市内全域に避難指示が出されるハメに。
 7月初めの西日本を襲った豪雨災害の比ではないが、道路路肩や田んぼの法面の崩落などが明らかになった。人的被害がなかったことがせめてもの救いだ。
あれ以来、また晴れの日が続く。土砂で埋まった水路を確保し、流された川床の石を積み直し、川から取水するための協働作業がここ暫く続いた。「過ぎたるは及ばざるがごとし」だ。
【 遠藤 敏信 】

6日午前。草取りを済ませたばかりの、あの、渇いたトラスト畑も冠水した
         田んぼ畦畔の法面があちこちで、崩落した。

降雨情報がTV等で全国報道されたことで、農縁の方々からも心配の電話をいただきました。おかげ様で大丈夫です。気遣って下さったことに感謝します。
【 生産者一同 】