2019年7月15日
文責 : 遠藤 敏信
夏に 寒さ はゴメンだ。夏は 暑くて当たり前。
今月は、気が滅入ることが重なり、書くことを休みたいと思います。今回は日頃お休みしている人達にお願い致します。
【 三原 茂夫 】
寒暖差の激しい天候が続いていたが、今月5日頃からオホーツク海高気圧が南下、吹き出しが強まり低温が続いている。ヤマセである。稲は穂づくりに入り、最低温の影響を受けやすい時期が近づいているが、いつまでこの低温が続くか気がかりである。
先日の新聞で、以前農業者を税金泥棒とののしった言論人を称する人が他界したことを知った。自らはまともな調査などする事もなしに農業者や農村の一部分だけを見、さもそれが全てであるかのように、こと更大きく批判する口調に私にはなじめず、恣意的なものにしか感じることができなかった。しかし、彼のように面白おかしく針小棒大にしての語り口には乗り易く、世論には受け入れ易かったのだろう。泥棒呼ばわりされてまで農業をやろうとする若者は多くはあるまい。そのことだけでは無いにしろ、若者達は生産手段としての田圃も畑も森林もいらない人が増えているように思う。
森林は立木の価格があまりにも安く、補助金なしでは再生産は困難。毎年税金(固定資産税)の支払いばかりが目につく。ゆえに2018年、外資による森林の買収は373ヘクタールと過去最高を更新したそうな。そして、その用途は育林では勿論なく、太陽光発電用地が大半という。木を伐って太陽光発電パネルを設置してもとてもエコとは言えないと思うのだが … 。
農地についても民主化が進められたと言われるウクライナで米国資本が優良農地を買い漁っていると言われるが、いずれ日本でも同じような光景が見られるのではあるまいか。
【 笹 輝美 】
今年の夏は涼しく、人には過しやすいような気がする反面、稲など作物にとってはどう作用するのか気がかりなところです。先日、体調をくずしめまいと吐き気を覚え半日横になり、午後には病院に行く。原因は「疲れではないか」との事。
そういえば前日に1時間ほど中学生相手(野球部)にノックしてバテタ事を思い出す。体力のなさが表れた様です。自分も鍛えなければダメだと感じています。長寿命時代に備え、みんなで身体と心を鍛えましょう。
【 星川 吉和 】
春先から気温が低い日が多く7月に入っても暑いと感じる日は少ないです。いつもは夏空が広がっている頃ですが、作業は涼しいので楽なのですが、稲は生育が少し遅れているようです。今年の刈り取りは例年より遅くなると思います。
【 星川 公見 】
8月3日(土)に、「縄文にハマる人々」が隣の舟形町で上映される。ここは国宝の土偶「縄文の女神」が出土したところである。残念ながら現在は山形県に拉致され県立博物館で展示されている。将来舟形町にとり戻し、縄文郷土館のようなものを作り、ここに展示しようという一環としての上映のようである。日本びいきの
レヴィストロースは火炎土器を見て、「これは、5000年前のアールヌーボーだ」と書いている。どこからの影響も受けない日本文化があったことにおどろくばかり。
【 佐藤 恵一 】
いま、田圃の溝切り排水作業をやっている。羽化したばかりの赤トンボの羽がキラキラ光ってきれいだ。いったん山に帰り、秋イネ刈りの頃戻ってくる。それから、バライチゴが土手にいっぱいで、子供の頃、川に行ってよく食べたことを思い出す。
大豆畑は草がびっしりと見えてきたため、1回目の中耕除草を済ませたところだ。
【 吉野 昭男 】
6月22日、もも保育園での「お米の話&笹巻作り」の企画、今年も大盛況。
春の農作業の骨休め感覚で臨んだ上京で、いつもならあちこち巡り歩くのですが、このたびは都会の喧騒に酔ったのか、帰り際に動くのがつらい感覚になりました。農縁世話人の眞知子さん・中村さんが東京駅構内に来てくれて、ゆったりとした時間を持てたことで落ち着きをとり戻せました。ありがとうございました。感謝。
【 遠藤 信子 】
参院選のまっただ中。山形選挙区は政権党と無所属の野党統一候補者の一騎打ちとなっている。本来、政治家は好きじゃない。が今、農作業をセガレに託し、統一候補の応援にどっぷりと漬かっている。何故か。今の政治のありようを何とか変えたいと思う。候補者は地元放送局の元アナウンサーで県内各地を取材した豊富な経験を持つ。大豆畑トラストの会員でもあるのだ。加担しないわけにはいかないべ。
【 遠藤 敏信 】
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