●12/9、もも保育園の冬まつり(川崎)・12/10、収穫感謝祭(池袋)。4年ぶりの皆さんとの再会でした。 馴染みの皆さんとは、「高齢者の祭りになってきたなぁ」と言いながらも顔と顔を合わせられるのはやはり、リモートなんかよりもうれしいものです。収穫祭などでの感想はほかの生産者が記すと思うので、私は12/11に伺った鎌倉のモンタナ修道院について書きたい(吉野さん同行)。ここのシスター達には農縁の設立当初から応援していただいている。
修道院の玄関口「憲法9条は世界のたから」と銘板にしるされた立派な看板が迎えてくれる。お昼ご飯をご馳走になりながら、米田総長が大量生産・大量消費・大量廃棄・環境汚染などについて、1970年代の反省から聖母訪問会(教会)全体で環境問題に取り組むようになった縁で”農縁“につながったと説明してくれた。
以前伺った際、雨水を再利用したり、教会の壁面に湘南の貝殻を埋め込んだり、暖房も木材チップを利用したりで環境に配慮した施設だった事、そして自給用野菜の一部をパーマネント農法※で栽培しているといった事を思い出す。自分たちの生活と暮らしを問い直していると思った。 信仰心のある人たちの持続継続力・実践力は、中途半端な私からすれば、いつもすごいと思う。 ※無農薬・無化学肥料による有機自然栽培
無教会派と言われる内村鑑三の“読むべきは聖書、成すべきは労働、学ぶべきは自然”の言葉も思う。そしてお互い年齢を重ねてきたのでもう一度新庄への再訪をお願いした。本当に楽しい時間でした。
最後に、収穫祭会場を提供してくれた「ワーカーズコープ」の皆さんにも感謝です。
【 今田 多一 】
●4年ぶりに東京で開かれた収穫祭に参加して頂いた皆様、4年ぶりに訪問させていただいた三浦修道院の皆様、そして首都圏側の手伝って下さった皆様、スタッフの皆様、本当に感謝感謝です。ありがとうございました。又、コロナ禍が収まらない中、会場を提供して下さったワーカーズコープさんには心より御礼を申し上げます。
様々な話題の中で、将来の食料不足もその一つであったと思いますが、10月から正米市場が正式に開設され、今後の動向を注視している。適正な価格形成が強調されているが戦前の実態を見れば、それは絵に描いたモチに過ぎないと言わねばならない。何故ならそこには必然的に恣意(投機)が巾を聞かせるようになるからである。資本の手先により豊作時は買いたたかれ、凶作時は涙金でゴマ化され肥え太るは資本ばかりの歴史であったから。
正米市場は生産する側にも消費する側にも何ら寄与するものでは無かった。それ故、戦後農業者は協同組合に結集したのである。正米市場の復活は近い将来危惧される食料不足下での投機の道を開くものと言えよう。
世の中すべての物が値上がりし、農業でも生産資材・機器すべてが大幅に値上がりしているが、生産されたものへの転嫁は許されない。故に若者は農業に就かず、離農が続出し、来年は更に増える見通しとなっている。
今、故山下惣一さんが言い続けてきた「日本の農業(食糧)がどうなろうと俺の知ったこっちゃない」という言葉を想い出す。今年のボヤキ納めです。
本年も有難うございました。
【 笹 輝美 】
●・9月に農縁を退会しましたが、皆様に直接会って今までの活動に対しての感謝の念を伝えたくて収穫際に参加させていただきました。4年ぶりに再会し、顔を見ながら近況を話し合ったりと有意義な時間を過ごすことが出来ました。又、休日返上で手伝ってくれたスタッフの皆様、本当にありがとうございました。(新庄の地酒“どぶろく”がなかったことが少しさびしかった)
・ ヒザに痛みを感じながら念願だった大菩薩峠へ何とかぼることが出来た。2000mの稜線から見えた富士山の美しさに、同行の3人とともに声をあげた。神々しいその姿は古代より霊峰として日本人にあがめられてきたことに納得した。
【 三原 茂夫 】
●暫くぶりのみんなでの上京。懐かしく旧交を温めることができました。世話人の皆さん、厳しい制限のある中、甲斐甲斐しく動いていただいた厨房スタッフの皆さん、参加された皆さん、とても感謝しています。ありがとうございました。
【 遠藤 信子 】
●もも保育園の冬まつりに芋の子汁と餅つきを受け持ち上京。会場設営の職員たちはてきぱきと動き、5人の厨房職員たちの連携は見事。相変わらず盛況だった。
ここに通う150人を超える園児たちは、私たちが育てた無農薬・無化学肥料米の5分搗きを給食として食べている。なんでも「山形・新庄の農家さんと繋がっていることが一つのブランド」なのだそうだ。うれしいことだ。
収穫祭/コロナ禍を経て、行動に制限が設けられた。食事を作るのに清潔・安全性が求められるのは当たり前だ。当然、私たちは前もって保健所による便の検査を受け、また、厨房での使用器具の事前申請も求められた。コロナ以前と今日との違いである。
それにしても、参加された方々に感謝致します。加えて、首都圏側世話人の方々、そして快く会場を提供してくださった”ワーカーズコープ“の皆様にも改めてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
【遠藤 敏信】
0 件のコメント:
コメントを投稿