2025年6月15日
編集:遠藤 敏信
● 随意契約の備蓄米の放出に大勢の人が並び買い求める姿がテレビで毎日流される。今まで食の多様化で米の消費量が減る一方で、米は余っていると政府は発表していたのに、主食の米を並んでまで求めなければならない状況は、やはりおかしい! 同じ放出でも大企業のため込んでいる内部保留金も放出させる政策を出してほしい。
【 今田 多一 】
● 令和4年、5年産米の加工用米の単価は、仮渡し金(包装代、消費税込み)で
6000円でした。玄米1㎏当たり100円です。それが色々と、加工用米がどのような経緯で備蓄米になるのか、私たち農家はわからない。まだまだ政府はもうかりますな?
【 吉野 昭男 】
(註) JAの担当者によると「備蓄米は、主食用米を区分して保管し、コメ価格を安定させる仕組みで加工用米と同様に生産調整に扱われます。価格は主食用米並みで政府が買い上げ販売できるメリットがあるため、加工用米の場合より高く精算できます。精算の際は申し込みいただいた加工用米うるち米の中から、共同計算の中で公平に精算いたします」との事。
● 大変な騒ぎになっています。備蓄米の放出・販売です。何年もかけためてきたもの、災害なんかの対策用の備蓄米です。5~6年も前からためてきた米も在庫も少なくなってきているとのテレビの情報ですが、今年生産された米から又備蓄米として確保されるのか。何か大変な事がなければいいのですがと、老婆心なんですが想うのです。なぜ国の食の自給率を上げようとしないのか。 不思議な国、日本です。
【 高橋 保廣 】
● 連日、お米の価格がニュースで話題になっています。古米(2023年産)・古古米
(2022年産)・古古古米(2021年産)、といったワードは、一般消費者にとって馴染みのないものだったのではないでしょうか?街頭インタビュー等で備蓄米の購入について問われると、「安いにこしたことはない」「食べられれば安い方を買う」「古いお米って、味はどうなの?と思うので周りの評判を聞いてから … 」「これまで食べてきたお米が手に入るのであれば高めでもそれを買い続けたい」といったように、考え方は様々です。価格の安定もさることながら、一番の問題点は供給の安定です。それには米農家が抱えている課題や不安を少しでも払拭することこそが必要不可欠なのに、目先のことだけにとらわれていては、こうした米騒動はこれから何度でも起こりうると思います。
一年間手間ひまかけて作ったお米の値段を農家が決められないばかりか、品質を担保するにはある程度の設備が必要だったり、販売する場合の表示においても定められたものをクリアするために袋やシール等を外注しなければならない … 大変さばかりが目につきます。どうにかならないものでしょうか?! 若い世代が農業を続けていけるような希望を持てる農政を望んでやみません。
【 工藤 恵子 】
● 中耕除草を始めました。5月下旬に植えたばかりの幼い稲の条間に雑草が目立ちだしました。慣行栽培の田んぼでさえそうなのだから、有機・無農薬栽培の圃場は推して知るべしと言えます。稲づくりにおいては、雑草対策が最大の課題なのかもしれません。
先日スーパーに行って驚きました。昨年夏からの米価格の高騰で、お店に並ぶ米の価格が農縁で扱う無農薬栽培米より高く設定されているのです。昨年暮れあたりに始まり米のネット注文などが増えた感がありました。昨年夏の轍を踏むまいと4月に新規の方の注文受付の停止を要請したところです。なぜなら、旧くからの顧客を優先したいからです。
【 遠藤 信子 】
● この季節の山菜は”ミズ”。私はこれが好きで、特にミズ汁(味噌仕立て:ジャガイ・・・・
と、ここまで打ってパソコンが固まってしまった。一旦消したら、今度は立ち上がらなくなってしまった。何回も試みたが駄目で、ツレのものを借りて再打ち込みを行った。そのため、今夜の例会を欠席。短信も中途半端で、終り。
【 遠藤 敏信 】
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中耕除草 |
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