2018年2月12日
文責 : 遠藤 敏信
1月29日、新庄市は「豪雪対策本部」を設置しました。設置基準は自治体によって相違あり、新庄の場合は150cm。2月12日朝、積雪深174cm。まだ積もる気配。暮らしは、とどこおることなく、動いています。
● 連日の真冬日が立春前に比べ、いくらか寒さは和らいだものの、低温注意報は出っ放し。しかし積雪の方は4年前のような豪雪とはなっていない。とは言え、降った雪はその日のうちに片づけないと後が大変となるため、ほぼ毎日、朝と夕方は除雪作業を行っている。これからはすべてのものが凍てつくような寒さにはならないとは思うが、まだ油断は禁物。
それにしても、近年世界中で頻発している天変地異。紛争や軍拡競争をしている場合ではないと思うのだが。そして、自国で必要な食料は自国で生産することが、敗戦を経験し、戦後の食糧不足を経験した教訓と考えるが。 【
笹 輝美 】
● 新年を迎えたばかりと思っていたら、早いものでもう2月の半ばになっている。ついでに言えば、今年数えで70歳になってしまった。気持ちはまだ若いままなので、心と体のバランスがとれない状態で老人の仲間に。まさに「光陰矢の如し」である。70年を振り返って、日本に限って言えば、人類を長い間苦しめてきた疫病を医学の進歩により、農業技術の改良や、飢饉による飢餓と過酷な労働を、ほぼ克服することが出来た。
そして何より、戦争や内乱のない平和な時代に生まれ生きることが出来たことに感謝している。 【
三原 茂夫 】
● 新庄も北陸に負けず劣らず10日ほど連続して雪が降り続けた。雪捨て場となっている家の前の堰が、皆一斉に運び入れるので詰まってしまい、水が流れなくなり捨て場に困り果てた。1月上旬、10日くらい降らなかったこともあり倍返しの雪となった。でも、冬至の頃と比べると朝・夕の陽は確実に30分以上長くなった。
人間は勝手なもので、気温が5℃くらいとなり陽の光が明るいと春のきざしかなぁと思ったりするが、また大雪の予報が出ている。 【
今田 多一 】
● 立春を過ぎて少しは暖かくなったようだが、雪の降るのは変わらない。湿った重い雪が降るようになった。今年の冬は長くなりそうだ。春が待ち遠しい。平昌冬季五輪も政治色の濃い五輪になってしまいいつもより関心が薄い。やはりオリンピックは純粋なスポーツの祭典の方が良い。早く春が来ねがなー。 【
星川 公見 】
● 2月10日、川崎の“こどものいえ・もも保育園”に出向きました。農縁新庄とは15年来のお付き合いで、園児たちの給食用のお米として、無農薬栽培米を5分搗きで届けています。
手前味噌づくりは今回で5年目となります。申し込み者が多い、ということから、今年は2回の教室が組まれました。食に関心を持ってくれる方々が増えることは嬉しいことです。若い母さん方が言うには、「保育園の給食を毎日食べている子供たちの方が、本物の味を知っていて、子供たちから教えられている。」とのことです。こうなると、保育園の姿勢・運営(子供たちの食に対してのこだわり)がいかに素晴らしいことか、改めて知ることになります。“もも”の職員スタッフに、心から感謝申し上げます。
【
遠藤 信子 】
● 遅ればせながら、紹介します。去年3月、“「火喰鳥」―
羽州ぼろ鳶組 ―”、今村翔吾・著 / 祥伝社文庫という小説が発行されています。舞台は江戸、頃は俗的に言えば、田沼意次が幕政を摂っていることから、「剣客商売」の秋山小兵エや「鬼平」の長谷川平蔵の頃か、ちょっと前あたりか。新庄藩の江戸屋敷に属する火消し組の活躍を描いています。で、7月に2作目「夜哭烏」、更に、11月、3作目「九紋龍」が連作として発行されました。京都生まれの若手作家がなぜ、“羽州新庄藩”江戸屋敷詰めの“ぼろ鳶”と呼ばれる火消組をモチーフにしたのか、興味は尽きない。今後の展開が楽しみだ。
【 遠藤 敏信 】
【 遠藤 敏信 】
積もる雪は、音もなく静かに降る 2月12日朝 |
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