2018年6月15日
文責 : 遠藤 敏信
● 先月に引き続き今回もテレビを見ての感想を一つ。NHK「100分で名著 生きがいについて 神谷美恵子」の最終回で私は驚き、かつ感動した。ハンセン氏病で長島の愛生園にいた患者が、友人の朗読する聖書の言葉に全身を貫き通すような大きな力を感じ、どうしても自分で読みたいという欲求にかられる。その人は後遺症で目も見えず、点字を読む指先も失っていたが、わずかに感覚が残る舌先と唇で詠む舌読を始める。こんな読書を今回私は初めて知った。そして読む喜びを感動的な詩に残している。それにしても、この人をこんな気持ちにさせたのは、聖書のどの場面だったのか気になる。
【 三原 茂夫 】
● 田植えを終えホッとするのも束の間、転作田への大豆の播種・雑穀の移植・草刈りと次から次へと作業に追われています。無農薬栽培田の機械除草は16日から始めようと思っています。
今日、印鑑を携え農業再生協議会の今年の作付けについての申請に行った。転作の確認と慣らし対策の積立金やら、返納金やら、新たな収入保険制度に加入するか否かについて等々問われた。「よくわからない」と言ったら、未定にしておきますね、と言われた。コロコロ変わる農政に百姓たちは翻弄され続けるばかりだ。
【 今田 多一 】
● 田植え後、好天が続いたため、稲の活着が早く生育は良好だ。しかし、自分はと言えば、田植えが終わりホッとしたためか疲れがたまっていたのか、風邪をひいてしまい3日ほど寝込んでしまった。無農薬田の雑草はそんなことには一切関係なく伸びてくる。一日も早く器具を使っての除草を行わなければならないのだが … 。
昨年10月末、玉葱の苗を200本ほど植え付けた。一昨年失敗しているので今年こそはと張り切っていたのだが、春に芽を出したのは1割に満たない18本のみ。カミさんは「原因は農薬を使わないので、虫ではないか」というのだが、いまだに不明。古来より「百姓の来年」と言う言葉があるが、いつまで経っても一年生と言わねばならない。
【 笹 輝美 】
● 田植えが終わっても忙しい。米粉菓子の加工、畑作物の定植、諸々の事務などなど。そんなことから、家族には無農薬栽培田の草取りは、今年は勘弁願うことを伝えている。
今日、上京します。6月16日(土)に17年来お付き合いのある川崎市の「こどものいえ もも保育園」に、“笹巻き作り&お米の話”の交流会に参加するためです。こどもたちの主食を担う生産者の一人として、そのお米を作る過程の話しと、園で季節の話題として人気となっているという笹巻き作りの指南のためです。笹の葉には抗菌作用があると言われています。そのことを長い経験の中で、田植え時のおやつとして、また、保存性も良い手軽な糧ものとしての利用に気づいた先人たちの知恵は、すごい!と改めて思っています。
【 遠藤 信子 】
● 雑草が勢いづいている。せがれが無農薬栽培区の手押し除草を始めた。じきに手取り除草に入らねばならない。ウンザリする気分をはねのけて … 。
【 遠藤 敏信 】
0 件のコメント:
コメントを投稿