2018年12月16日
文責 : 遠藤 敏信
●9日、今年も多くの人たちの協力を得て収穫感謝祭を終えることが出来ました。心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
さて、年末になると「光陰矢の如し」を実感している人が多いのではないでしょうか。70歳になると平均寿命まであと10年となり、今まで遠いところにあった終着駅が目の前に見えてくる。そんな訳で、今年読んだ本の中で特に心に残ったのが「死を見つめる心」岸本英夫・講談社。 昭和39年に発行された古い本なので図書館で借りるのがベスト。新聞で紹介されたのを見て知り、感動のあまり、続けて2回も読む。
死後、天国も極楽も余り信じられない人達に様々な切り口で死を考えさせる。著者は高名な宗教学者。
【 三原 茂夫 】
●8日、川崎市の“もも保育園の冬まつり”、9日、池袋での”収獲感謝祭“、10日鎌倉の”モンタナ修道院“を訪問。途中、新庄のとなりの家からケイタイに電話が入る。「家の前が積雪と屋根からの落雪でふさがっている。病院にでも入院しているのか」と言う。雪に通じる道を排雪をしていないので何かあったのか心配しての事であった。
帰って来て、さっそく除雪作業をしようとしたらトラクターのエンジンが始動しない。バッテリーをつないでみるがかからず、農機具屋さんを呼ぶ。ハンドル下にあるセンサーの配線がネズミに食われていると言う。今年は早めに排雪バケットを装着し準備をしていたのだが、やはり物事は予定通りにはいかないもんだ。
収獲感謝祭では毎年のことではありますが、実際に顔を合わせるのはいいもんだ。同窓会の感じもする。そして皆様方にはお世話になりました。
【 今田 多一 】
●“収穫祭”、また今年もたくさんの方々に参加して頂き、有難うございました。参加された方々、共催し会場を提供して下さった‟ワーカーズコープの“皆様、そして東京側スタッフの皆様に改めて感謝とお礼を申し上げます。
また、収穫祭前日の“もも保育園ふゆ祭り”では子供達とふれ合いながら楽しい時間を過ごすことができました。
3日目には前からお伺いしたいと思っていた横浜市の“笹山保育園”へのご挨拶が叶い、忙しくも充実した3日間を過させて頂きました。
毎年のことながら、いつも感じるのは沢山の方々に支えられていることであり、人のつながりの素晴らしさであり、百姓としてのやりがいである。
規模拡大一辺倒の今の流れからは、私達は外れているも、経営の多様性は尊重されるべきものと私は考える。
11月30日、国連において「小農と農村で働く人びとの権利に関する宣言」(小農宣言)が採択されたことをメディアは報じていない。(日本は議決を棄権)
現在のコストの考え方は、「今、自分がより利益を得ること」のみの視点からだと思う。それゆえ、どこぞの国を真似て規模拡大まっしぐらなのでは … 。
世界的には小農が再評価されてきているとのこと。環境や共生の視点に立てば当然のことと言えるのではあるまいか?これからは雪と格闘しながらウルイの促成栽培でビニールハウスにこもりきりとなる。3日間でお会いした方々の事を思い出しながら、ほどほどに頑張ります。
【 笹 輝美 】
●11月下旬に仏事が続きました。折々に自分を気にかけてくれた方がいなくなることは、とても、寂しいことです。
久しぶりに首都圏での収獲感謝祭に出かけました。「むくつけき男どもが毎回大挙して臨む中に、まかない事にはカアちゃんが入ったほうがより大きな力になる」との思いで、ツレに代わってもらってきました。誤りない選択だったと思います。今回は別々ながら2人とも参加。
“もも保育園”との交流は、園児たちの給食に供するお米でのつながりや、手前味噌づくり、笹巻きづくり、冬まつりでの餅つき・芋煮など多彩。もっとつながれ、と思います。会員の皆さんとの“収獲感謝祭”は池袋のワーカーズ・コープさんとの共催により、会場の手配など、とてもスムーズに運んだと思います。今回、午前中に学習会を持ったこともよかったと思います。“種子法廃止”にともなう影響に関して講演された山田正彦氏(元農水大臣)の語りはとても分かりやすく示唆に富むものでした。その前段、山形県というよしみで、多忙の折り馳せ参じて下さった 舟山やすえ氏(参議院議員)の挨拶でのご指摘はまさに的確。改めて共感を覚えたところです。エールを贈りたい。
一連の行事に協力して下さった世話人の皆様に改めて感謝致します。
【 遠藤 敏信 】
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