新庄発 … 短信集  如 月

2019年2月15日
文責 : 遠藤 敏信

●新庄のこの冬の雪の山場は超えましたが、家の前の田んぼにはまだ1m位の積雪があり、春の予感はまだである。

 TPP11、日欧EPA、昨年9月には安倍とトランプが日米TAG、次々国家の枠を超える協定が結ばれる。経済が暴れまわる様である。
 昨年12月、農縁の収穫祭(於、東京)午前の部で、「TPPと遺伝子組み換え法は
リンクしている」というテーマで元農水相・山田正彦氏の記念講演会があった。その中で、水道法改正、漁業権の民営化等今まで公共と言われていたものを規制緩和し、多国籍企業などがもうけやすくする地ならしであると言う。私には貿易協定の中身など詳しくわからないままであるが、堤 未果・著「日本が売られる」は分かりやすかった。
【 今田 多一 】

●連日のように父親に虐待され死んだ「心(み)愛(あ)」ちゃんのことが報道されている。学校に父親に暴行されていることを伝えているにも関わらず、学校の先生も児童相談所も幼い命を救えなかった。前にも似たような事件があったが、どうして自分の子供に対して報道されているようなむごい仕打ちが出来るのか不思議でならない。どんな心境になったら無抵抗な子供に、あんなひどいことが出来るようになるのか、何回考えてもわからない。万葉集で「しろがねも くがねも玉も 何せむに まされる宝 子にしかめやも」と詠んだ山上憶良を生んだこの国で!!
【 三原 茂夫 】


●農縁新庄の年間行事の一つ「味噌づくり教室」の指南役として今年もまた先日上京してきました。2/9、“もも保育園”。(恒例化8回目、人気が高い、限定13組)
2/10、同じ川崎市の“木月キッチン”を会場に2セット(合わせて13名)。
 日本食に欠かせない食材の一つ、味噌。近年農家でも自家製味噌とはいかなくなってきています。そんな中、消費地で「作れるものなら作ってみよう」と興味を持って下さる方々がいることは嬉しい限りです。参加された方々は、作る体験の新鮮さと、おいしい味噌の出来上がりを待つことの愉(たの)しみに浸ることができるのではないでしょうか。
【 遠藤 信子 】
●この冬も峠を越し、少雪ではあるが新庄はまだ寒い日が続く。が節分を過ぎてからはビニールハウス内の温度は一段アップ。ラジオを相手に忙しい日々を送っている。そしてそのラジオからは嫌なニュースばかりが流れてくる。
 日々進歩する筈の人間が逆に下等に向かって歩んでいるように思えてくる。何でこうなってしまったのだろうか。
【 笹 輝美 】

●ずうっと風邪などひいたことなく過ごしてきた。この冬インフルエンザが猛威をふるっていることを知っても、他人事として「気をつけてお過ごし下さい」などと、えらそうに注意を促しても来た。
 ところが、である。急に悪寒が走り、発熱し、鼻水が垂れ、胸まで痛みだすではないか。かかりつけ医で受診。鼻の粘液検査一発でインフルエンザと判明。「5日間、日曜まで外出をさけて下さい」とのこと。わが家史上初の感染。そのためただいま、蟄居(ちっきょ)中。
みなさん、どうか気をつけてお過ごし下さい。
【 遠藤 敏信 】


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