2021年6月15日
文責 : 遠藤 敏信
田植えが終わり青田が美しい。早苗が風にそよぐ。6/10,11、早くも32℃超えの夏日を記録、暑い。私の田んぼには雑草が目立ち始めた。2回目の畔草刈りが始まった。(え)
●山形名産のさくらんぼが霜の被害を受け、品種や場所によっては、予想収穫量が3割から5割減と言われている。さくらんぼ農家のため息が聞こえてきそうだ。
ため息と言えば、去年の暮れから今日まで集中して近現代史の本を読んだ。特に昭和史はため息の連続であった。歴史を学ぶ時、今の常識や倫理観を持ってみてはならない、とはよく言われることだが、それにしても呆れるほどひどい人物が軍部や政治の中心にいたものだ。
【 三原 茂夫 】
●田植え後、新庄も高温気味の暑い日が続いています。6月9日、朝仕事で「大豆畑トラスト」圃場への種まき作業を終えました。
農縁生産者メンバーの年齢は今や70才前後であり、足腰が弱ってきたと皆口にするが、私には皆まだ元気に見える。
村は高齢化やグローバル経済にさらされ、今日ほど危機的で不安な状況はないはずである。そして、ほかの職業の人たちの多くも不安感にかられているように見受けられる。昔から食べ物を作り、自給すれば良しと言う事があるからか、それを体制側から利用されてきた感もあるが、それでも村と農業には安心感がある、と感じる事もある。
【 今田 多一 】
●田植えが終わり機械や器材の片づけを済ませて、と休む間もなく畦畔の草刈りだ。近年高齢化や他作物の導入等で畔草刈りの労力を省く為、除草剤を使用する人が増えている。除草剤は雑草の地上部だけを枯らすタイプと、文字通り根まで根こそぎ枯らすタイプに大別されるが、畦畔に使われるのは後者であり、商品名ラウンドアップに代表されるグリホサートが主成分のものである。容器のラベルには地面に落ちたものは太陽光により速やかに分解されると記されているが、庭等で連用すると時間をかけて径30㎝もある庭木が枯死していく事例(少数ではない)を見ると、私はラベルの内容をそのまま信じる事などとてもできない。そのような除草剤を頭から直接かけても枯れない遺伝子組み換え作物は、食べ続けても本当に大丈夫なのであろうか。万が一の場合はまた、想定外なのであろうか。
【 笹 輝美 】
●4月の育苗準備から1番草刈り、田植え、とあわただしい日々を過ごした。6月に入って畑作物の定植やら種まきもなんとかこなした。息つく間もなく、県立農林大学校の農産加工科の学生の研修を受け入れている。初めの5日間は、秋田出身の男子(2年生)。今来ているのは長野出身の女性(1年)で10日間とのこと。非農家育ちの学生が年々増えているという。その日その日のメニューを考えるのは大変だ。
13日、私は仕事を完全にOFFにして旧知の“あっちゃん”と久しぶりに話し込んだ。「ノブちゃんわげやー」「65だでわ」。「おれは80なったでわ。この前センセの蔵書を処分した。車3台分あったっけ」「早いねぇ、亡くなって5年かー」。
張りつめてばかりの生活は疲れる。時にゆっくりした時間を持ち、ぼんやり過ごし、心に遊び場を作っておかなければならない、とつくづく思う。
【 遠藤 信子 】
●1月に膝の痛みをとるために右脚の「高位脛骨骨切り術」という手術を行った。順調に回復してきたなと思っていたら、5月中旬からまた痛み出した。医者は言う。「痛み止めを内と外、両方からやってみよう。余り負荷をかけないように」だと。
山登りをもくろんでいたが、とても無理。おとなしくしてろってことだろう。
【 遠藤 敏信 】
6月9日早朝 「トラスト畑」の種まき |
ダイズ種まきおつかれさまでした。きれいに均された畑の土のやわらかさが伝わる写真ですね、、、
返信削除