新庄発 … 短信集   卯 月

2022年4月15日

文責 : 遠藤 敏信


● 日陰の軒下の雪もこのところの陽気で一気に消えた感がある。

そして春の種まき準備で忙しくなってきた。ビニールハウスの設置、育苗箱への床土入れなど毎年同じことをやっているのだが、寄る年波で夕方になると足腰が痛い。
今年は1.5 h a ほど畜産農家と契約し、飼料米を作付けすることで管理委託した。
【 今田 多一 】

● 4月に入ってから季節外れの陽気が続き、雪解けが急速に進んだ。屋敷内の梅や桃のつぼみも随分と赤みを増し、こぶしの花が咲き始めた。
 今年の米づくりが始まった。この20日前後には種まきだ。そして後は休む間もなく田畑の作業が待っている。今年は肥料をはじめとする農業資材価格が軒並み上昇、農機具の部品・消耗品までもが大幅アップ。経営は一段と厳しくなるばかり。もはや自己責任の域を超えている。
 農地の集積を進め、大規模化を図る行政の方針は一貫しているのだが、その先に何があるのか全く見えてこない。農業分野にも低賃金労働力を入れたとしても、生産性が大幅に改善することはないように思う。強まるのは汗する人々からの搾取ではないだろうか。
私たちは自らの汗で納得できる作物を作りたい。
【 笹 輝美 】

● 〇ことしは去年より10日以上も雪解けが遅くなり、白鳥も帰るのが遅くなったみたいだ。今までは鳴きながら低く飛んでいたのだが、今日(13日)は家の上を高く大きな群れでV字飛行していった。たまに手を振っている私に別れの挨拶かな?
 〇 冬の間は除雪以外何もすることが無いので朝からお茶を飲みながら、本を読んだりテレビを見たりと極楽のような暮らしであったが、これからは種まき・ビニールハウスの温度管理等、田植えに向かって骨身にこたえる、冬に比べると私にとっては地獄のような日々が続く。
 地獄と言えばウクライナ国民はまさにたった一人の独裁者プーチンの狂気によって今、生き地獄の苦しみの中にいる。戦争を知らない私たちは今ウクライナが直面している  電気・水・食料もなく、暖房もない寒い中、空襲やロシア地上軍におびえながら、安らかな眠りにつけない生活を、自分の身に起きる事として想像したことがあるだろうか。
【 三原 茂夫 】

● 人の交流がコロナによって狭められ、自分からのアプローチもできず、この環境の中で2年ほど自分は常には人との出会い、楽しみ、人と共にありたいと行動をしてきましたが、何か世の中狂ってきていませんか。自分は思う。自分の体は人によって元気づけられ、時には感情を外され、人によって喜びを実感し、常の生活に反映させてくれるのが人の世であり、ともに楽しみを作っていく。それが「なんだ」コロナであり、ウクライナ戦争であり、あまりにも多くの大切な命がなくなっている現状、悲惨な状況を見せられ、人のエゴとは欲望、我欲とは恐ろしいものだと見せられています。早く収束してほしいものです。
健康で健やかな日々に戻れるのはいつの日か、早く終わって欲しい世の狂いです。
 遅い雪解けに一気に忙しくなり、カラダの疲れも重なり、頭の欲求不満もあってか、  一気に思いを吐いてみました。元気に頑張ってますよ。
【 高橋 保廣 】

● 3月の短信集に「融雪を促すために燻炭を撒いた」ことを書いた。加えて3月下旬から水を入れてさらなる消雪促進を図った。ところが、こんな策を労した所とそうでない所の差はというと、何と2日と違わないのだった。陽気こそが一番の効果だとつくづく思った次第。今日1回目の苗出しと2回目の種まきを行った。3~4日間隔で3回繰り返す。忙しくなってきた。
【 遠藤 敏信 】


 新庄市の積雪深の年変動

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