新庄発 … 短信集    文月

2014年7月15日
文責 遠藤敏信

◦ 今日13日(日)、朝早くから村総出で官地や水路土手、村の共有地などの草刈り作業をした。この時期、毎年行っているのであるが、参加人数が年ごとに少なくなっている、と話題になった。
◦ 台風8号に伴う雨のスザマジさがTVで映し出される。長野県の土石流による砂防ダム決壊の映像には驚いた。山形の県南でも昨年に続き、床下・床上・農地の灌水などの被害があった。新庄・最上は何事もなく経過、空梅雨状態だったので、恵みの雨ともいえたのではないか(被災地の皆さん、ゴメン)。 農業者として、イネを刈り取るまで台風情報は大変気になる。
【 今田 多一 】

① 去年も書いたような気がするが、風呂上り夕涼みのため缶ビール片手に、私の好きな場所・指定席に向かう。歩いて1分か2分、距離にして約100mというところか。丸太を切ったイスに腰を掛ける。6月まではカエルの声でにぎやかだった。田んぼから今は何の音もしない。町の夜景を見ながら15~30分、私の至福のひと時だ。
② 新庄のとなりにある舟形町から出土した縄文中期(約4500年前)の土偶が国宝に指定され、その美しい姿から「縄文のビーナス」として話題を集めている。その舟形町がこのビーナスに関した物語やエッセーを募集している。1等30万円。皆さんも挑戦してみませんか。締め切りは9月とのこと。    
【 三原 茂夫 】
(ビーナスという言葉がすでに登録されていたことから、改称。今は「縄文の女神」と呼ばれています。)

 今月はお勧めしたい本がありますので紹介したいと思います。NHKラジオ第1で「午後のまりあーじゅ」のメインパーソナリティを務める山田まりあ著「食事を変えたら、未来が変わった!」(キラジェンヌ社発行)自分を愛し、人に優しくなれる、当たり前のことですがなかなかできない、大事なことを思い出させてくれました。いろいろなことを発見できる本だと思います。ぜひ読んでみて下さい。
【 星川 公見 】

 先日、新庄市民にとって最も身近な山・杢蔵山(1026.6m)に向かった。予報では全県的に午前午後ともに、雨の確立は0%だった。ところが、登り始めて30分ほどで雲行きが怪しくなり、突然大スコールに見舞われた。使うはずはなかろうと、しかしザックの底に入れていた雨合羽で濡れをしのぐ。沢の流れが見る間に濁った。
 しばらく進むと子供5人と大人13人のご一行様に追いつく。一週間後の学年行事(6年生)のための下見登山だという。「山荘まであとどれくらいですか」、「あと30~40分くらいかなぁ。歩幅を狭くしてゆっくり上ってな」。
 2時間で山頂にたどり着く。神室連峰南端の刈り払いを担う二人組と山形から来たという初老の方が先に居て、一緒におにぎりをほおばる。山屋の二人組とは初めて会ったが、同じ登山道の刈り払いを行っているということで、話が弾んだ。まずは、「気をつけて。」
帰途、晴れわたった山荘前でさっきの親子ずれご一行が思い思いに休んでいた。「いやぁ、バテました。来週、大丈夫スかねェ」、「大丈夫だべ、大丈夫」。
山形から来たというMさん、「ここの山荘、きれいですね。こんなにきちんと整っているのって、見たことないですよ。」、「山好きの間では“噂されるほど有名な小屋”です。」帰りはテレビ塔の管理道路を下る。途中、湧き水 “銀杢水”でカラダを潤した。17~18日は今年3回目の刈り払いに臨む。そのための足慣らしには丁度良い山行きだった。                                           
【 遠藤 敏信 】


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