新庄発 … 短信集 … 文 月

 2024年7月15日 

 

●7日から3日間新庄に大雨注意報が出された。時折雨足が強くなり、田んぼののり面に、いつかみたいにまた崩れる被害が出たりするのではないか心配したが、無事でまずはよかった。そしてこの雨のおかげで、ダムの水かさも増し不足状態もまずは解消した感じだ。
 百姓は、雨が降れば降ったで心配し、降らなければ干ばつだと言って又心配、ちょうどよい具合とはなかなかならないもんだ。
【 今田 多一 】

●今月に入り雨が続き、当面の水不足は心配なくなったが今年も無農薬栽培を断念する事となってしまった。体力の低下には逆らえず口だけは動くのに無念でならない。
 それにしてもウクライナ戦争以来のすべての物の値上がりは凄まじい。農業関係でも生産資材・出荷資材・機械・とその修理のための部品、とあらゆる物が上がり続ける中農産物だけはそれに応じて上がる事は許されず、経営は厳しさを増すばかりだ。
 報道によると実質賃金は下がり続けるばかり。一方、グローバル資本の利益は過去最高を記録。国民の預金残高は過去最高、株価は実体経済と関係なく最高値を更新し続けているとか。庶民とは縁のない話ばかり。
 改革とは名ばかりの壊攪が騒ぎ立て始めてから我が家の生活はマイナスの方向へ動き出し、格差は米国と同じに広がるばかりである。
 今月に入りお札が新しくなったが、渋沢栄一も五大友厚もそしてアダム・スミスもあちらの世界でさぞかし嘆いている事だろう。
 今この国で離農が増えていることを嘆いている人はどれだけいるのであろうか。
【 笹 輝美 】

●今年も、田んぼの草の伸びが良すぎます。草の伸びに追いつけなくなってきたようです。いつもと変わらずトンボが銀色の羽根をばたつかせ、イネから飛んでいます。
いつ、田んぼにくるのか?   
【 吉野 昭男 】

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